戯言ヤマトの言いたい放題

普段言えないことを書きつづる。

「なぜ被害者に…考えてほしい」 ユーチューブに30本:mixiNews引用

Remember, violence begets violence.

「忘れないで、暴力が暴力を生むんだ」

 

これはチャップリン「殺人狂時代」に出てくる一説で、一番下品な女を殺せないという皮肉だ。

www.gagatta.com

 

主題とは関係のない話だが、「殺人事件」を考えるうえで大切な概念が含まれていると感じたので添えてみた。

では、本題に入っていこう。(ほぼ抜粋だがけど)

 

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「なぜ被害者に…考えてほしい」 ユーチューブに30本

 今年3月に殺害された千葉県松戸市立小3年でベトナム国籍のレェ・ティ・ニャット・リンさん(当時9歳)の動画がインターネットで公開されている。「こんなに可愛かったのに、なぜ被害に遭わなければいけなかったのかを考えてほしい」と、父レェ・アイン・ハオさん(35)が動画投稿サイトに約30本をアップした。事件から半年以上が過ぎ、裁判を待つもどかしさの中、「何かできることをしたい」と9月末から始めた。

 両手を高く上げ、手を振りながらカメラに向かって元気いっぱいにはしゃぐ愛娘。小学1年のころ、家族でバラを見に訪れた東京タワー近くの公園でハオさんが撮影した動画だ。動画投稿サイト「ユーチューブ」にアップした。「みんなで花を見に行くことが好きだった」。ハオさんはほほ笑む。

 事件は裁判員裁判で審理されるが、争点を絞り込む公判前整理手続きはまだ始まっていない。最高裁によると、公判前整理手続きの期間は施行翌年(2010年)の平均5・4カ月が昨年は8・2カ月に延びた。検察側、弁護側の双方がより詳細に立証の方針を検討するようになったことなどが要因とみられるが、被害者・遺族の精神的な負担が続く▽被告や証人の記憶が薄れる--などの課題も指摘されている。今回の事件についても「初公判まで相当の長期間を要する」とみる捜査関係者は少なくない。

 捜査終結後、無力感をぬぐえずにいたハオさんだが、「リンちゃんのためにできることを探したい」と動画公開を決めた。動画の説明文では、6月から続けている厳罰を求める署名への協力も呼び掛けている。

 自宅で撮影した動画には、弟に「ハロー」と話しかける場面もある。3歳で来日し、懸命に日本語を勉強した娘が書き残した文字も撮った。動画に残る娘の笑い声を聞きながら、ハオさんは「ここにいてほしいなあ。もう一回、一緒に遊びたい」とつぶやいた。【富美月、斎藤文太郎】

 

 ◇千葉・小3女児殺害事件

 千葉県松戸市立小3年のレェ・ティ・ニャット・リンさん(当時9歳)が3月24日、修了式に出席するため同市の自宅を出た後、行方不明となり、同26日朝、約12キロ離れた同県我孫子市の排水路脇で遺体で見つかった。県警は4月14日、女児が通う小学校の元保護者会長、渋谷恭正被告(46)を死体遺棄容疑で逮捕、5月5日には殺人などの容疑で再逮捕した。渋谷被告は起訴されるまで黙秘を続け、連れ去りの方法などは明らかになっていない。

 

 かつて石原元都知事は言った。

「どうせもうじき死ぬんだから一番悪い奴を殺してから死のうと思う」

この言葉を思い出したが、暴力は暴力を生み、憎しみは憎しみを生む。

 

ある日突然、最愛の娘を奪われて

正気(しょうき)を保っていられるものだろうか・・・

リンちゃんのご冥福をお祈りいたします。

そしてこのような悲しい事件が無くなって欲しいと強く思った。